最近、Instagramのマーケティングが人気ですが、その中で「弊社ではアクションを行います!」と言っているマーケティング会社が一部います。また、「インスタを伸ばすにはアクションが必要!」と行っている人もいます。
そのような理由から「アクションってなに?」と思っている方も多いのではないでしょうか?この記事では、Instagramにおける「アクション」がどういうものなのか、また、アクションのメリット・デメリットについても解説します。
アクションとは?
Instagramマーケティングにおける「アクション」とは「いいね、フォロー、アンフォロー」などの他のアカウントに対する働きかけを言います。みなさんが普段Instagramを使っているときに行っていることも立派な「アクション」です。
アクションのメリット
アクションのメリットとしてあげられるのは、自分のアカウントをほかのアカウントに認知してもらえるというところです。Instagramのフォロワーを伸ばすためには「認知✕コンテンツ力」のふたつが重要ですが、そのうちの「認知」をアクションにより得ることができます。
「認知✕コンテンツ力」についてもう少し詳しく説明しましょう。例えば、女性インフルエンサーのフォロワーを伸ばす施策を考えているとします。その際、仮にどれだけ素敵な(美しい)写真を投稿したとしても、フォロワーが少ないアカウントでは、ハッシュタグ等からなかなか外部流入をすることはできません。そこで、自分に興味を持ってくれそうな人に「いいね」や「フォロー」をすることで自分のアカウントを知ってもらい、「素敵だな!」と感じてフォローしてもらえる可能性があります(実際に、AmehAleも女性インフルエンサーのフォロワーを伸ばす際にはアクション施策を打つことがあります)。
アクションのデメリット
アクションをするデメリットはあるのでしょうか?正しく戦略的にアクションすればほとんどデメリットはありませんが、闇雲にアクションしてしまうと、以下のようなデメリットがあります。
エンゲージメント率が下がる
「エンゲージメント率」とは、フォロワーのうち、何パーセントが自分のアカウントに反応したか、を表す数値です。例えば、ストーリーズを見られた人数で計測することが出来ます。エンゲージメント率はたいてい50%前後ですが、これを大きく下回ると、Instagramのアルゴリズム(システム)から、「このアカウントは有用性が低い(不人気)だからエンゲージメント率が低いのだ」と判断されて「スコア」と呼ばれるInstagram上での点数が下がってしまい、アカウントが伸びづらくなってしまいます。「いいね返し」や「フォロー返し」を狙ったアクションは、自分のアカウントに興味を持った、すなわちファンのフォロワーを増やすのではなく、単に「いいねやフォローがきたから返しただけ」というフォロワーを増やしてしまうことに繋がります。アクションをする際には、自分に興味をもってくれそうなユーザーにアクションすることが重要です。
アクションブロックが掛かる可能性がある
短時間に大量の「いいね」や「フォロー」などのアクションを繰り返すと、Instagramのシステムに「機械が行っている」と判断されて、アカウントのアクションが制限されたり、最悪の場合、アカウントが停止されてしまう可能性があります。アクションを行う際は、短時間に大量に行わないようにしましょう。なお、どの程度アクションをするとアクションブロックがかかるのかに関しては、アカウントによって全く異なりますので、一概には述べることは出来ません。
アクションの使い分け
Instagramのアクションは主に「いいね」「フォロー」「アンフォロー」がありますが、この使い分けはどのようにすればよいのでしょうか?
結論、個人アカウントは伸びやすい傾向にあるため、まずは「いいね」だけで効果を測ってみると良いでしょう。一方で、企業や店舗アカウントは伸びにくい傾向にあるため、「いいね」だけではなかなかフォロワーは伸びず「フォロー」も一緒に行うと良いでしょう。
結論:アクションはフォロワーを増やすためには有効
メリット・デメリットについて触れてきましたが、アクションは正しく、目的を持って戦略的に使っていけば、有効な施策になりえます。「アクションは有効でない」と述べているマーケターもいますが、彼らは「ただひたすらに、意図のない適当なアクションをすることが問題だ」と述べているのです。しっかり目的意識を持ってアクションをして、フォロワーを伸ばしていきましょう!
実績:1ヶ月で500人フォロワーを増加
AmehAleが運用していたある女性インフルエンサーのアカウントは、適切にアクション施策(ほとんどいいねのみ)を行うことで、1ヶ月で500人ほどフォロワーが増加しました。
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