「LINEマーケティング」や「LINE公式アカウント」といった言葉を最近、よく聞くな、と感じてらっしゃる方が多いかもしれません。
世の中には様々なSNSがありますが、InstagramマーケティングやYouTubeマーケティングと並び、注目されているのが「LINE」を使ったマーケティングです。LINEは、日本人のほとんどが使っているメッセージアプリですね。このLINEを使うことで、リピート率の向上や、商品の販促に効果的である、と様々な業種で導入が進んでいるのです。
なぜ、「LINE」なのか？
InstagramやTikTokなど様々なSNSがある中で、なぜ、LINEマーケティングを導入する必要があるのでしょうか？私自身、さまざまな企業の社員様とお話する中で「うちは、Instagramに力を入れているから」と言われることもあります。
他のSNSとの違い、LINEの強み、それは、結論から言うと「利用者の多さ」と「DRM（ダイレクト・レスポンス・マーケティング）」という2つのキーワードで説明できます。
利用者の多さ
LINE利用者データ参照元：https://www.linebiz.com/sites/default/files/media/jp/download/LINE%20Business%20Guide_202207-09.pdf
LINEの利用者は、2022年3月時点で、9200万人。日本の人口が1億2000万人ほどであること、幼い子供などが使用しないことなどを踏まえると、日本人でスマホを持っている人ならほとんどの人が使っている、と言えます。つまり、取りこぼしがないのです。Instagramであれば、Instagramを使っている日本人全員にアプローチできても、LINEの1/3の数にしかリーチできません。
DRM（ダイレクト・レスポンス・マーケティング）
皆さんは、常連になっているお店はありますか？例えば、美容院。飲食店。なぜその店舗の常連なのでしょうか？もちろん、サービスの品質が高い、価格が安い、などさまざまな理由があるでしょうが、「いつもありがとうございます！」「先日切ったときから結構伸びましたね〜」といった「自分のことを知ってくれている」という感覚がリピートにつながっているのではないでしょうか。
LINEでは、それを「自動化」できます。例えば、お客様が来店した次の日に「昨日はありがとうございました」というお礼メッセージを自動で送り、その2週間後に「その後、いかがでしょうか？何かあればお気軽にご連絡ください」といったメッセージを送るのです。そうすれば、お客様は、「自分にパーソナライズされている」と感じ、リピートに繋がります。
また、なにかの商品を買ってもらったり、来店を促したりする際に、それぞれの人に合わせた配信を行うことができるのも、LINEの魅力です。「セグメント配信」といいますが、例えば、男性向けの商品を販促する際に、女性にもそのメッセージが届いたらどうでしょうか？関係のないメッセージが届いた、と感じてブロックされてしまうかもしれません。そこで、セグメント配信を使用することで、「30代の男性で、〇〇に悩みがある人だけに配信」といった配信ができるようになります。
具体的な活用方法
LINEは、拡張ツールも活用することで、上記にようなさまざまな活用ができます。予約や決済システムと連携させることで、お客様の利便性をさらに高めることができます。
実際の活用事例
さまざまな企業がLINE公式アカウントをうまく活用して売上アップ等につなげていますが、その中でも特に有名な異例を２つご紹介します。
ヤマト運輸
宅配で有名なヤマト運輸は、LINEと自社システムを連携させることで、荷物のお届け情報をそれぞれの顧客に配信したり、再配達・日時指定等をLINEだけで行えるようにしています。
顧客の利便性が上がるだけでなく、メールでお届け情報を送るより、リーチ率が高いため、再配達になる率が減り、業務の工数も減りそうですよね。
このようにLINEは顧客管理や業務量の削減にも寄与します。
ヤマト運輸LINE公式アカウント：https://line.me/R/ti/p/@yamato_transport?from=page
串カツ田中
串カツ田中は、LINE上で予約からデリバリー、注文までの一連の流れを行えるようにしています。これにより、スタッフの業務量が減り、また、オーダーミス等も発生しないため、人件費カット、食材のロス削減などに繋がります。私たち、顧客の立場からみても、手軽に注文できるのはいいですよね！
串カツ田中LINE公式アカウント：https://page.line.me/hud0837c
ご紹介した2つの企業のように、目的やニーズを明確にした上で、LINEマーケティングを行うことで、リピート率の向上や業務効率化に繋がります。
まとめ
今回はLINEマーケティングについて、その活用方法やメリットについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
誰でも無料で簡単に始めることができる、LINEマーケティング。ぜひ、活用されてみてください。
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